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準備するもの

 お茶の新芽、ホットプレート、洗濯板、竹ザル、バケツ、タライ、タオル、キッチンペーパー、ビニル袋

 

 加工時間と注意点

 作り始めからできあがりまで約1日(午後から翌日の午前まで)です。ホットプレートを使いますので、やけどに注意しましょう。

 

 1日目(摘採、萎凋)

 @茶葉を一芯二葉で手摘みします。(1本の茎と2枚の新葉)

   ※一口メモ:「やぶきた」などの緑茶用品種では発酵性が低いため、1時間程度天日萎凋を行います。

 

 A風通しの良い竹ザル上で16〜18時間じっくりと均一に萎凋させます。

  ※一口メモ:本来は、棚か網の上で萎凋させ、1u当たり1kgが適当です。摘採した茶葉の重量が50%   になるころが萎凋終了で、甘い香りが発揚し始めます。また、萎凋が進みすぎて茶葉が乾燥している場合は、霧吹等で水分を与えます。

 

 2日目(揉捻、発酵、殺青・乾燥)

 B萎凋させた茶葉をバケツの中で洗濯板を用い60分程度よく揉みます。

  ※一口メモ:茶葉を揉みほぐしながら空気と接触させることで効率よく酸化させます。このとき萎凋がや   や不十分だと灰汁による泡が発生しますので、空気との接触時間を長くしこれを消失させます。

 

 C60分程度揉んだ茶葉はオニギリ型に丸めて、濡れたタオルで包み発酵させます。ときどき混ぜながら90分程度バケツの中で静置します。

  ※一口メモ:破砕だけでは不十分であったカテキン類をゆっくりと発酵させます。本来は、湿度約90%・   温度2728℃の発酵室のバケットに約10cmの厚みで一様に敷き詰めて行います。

 

 D140℃にしたホットプレートに入れときどき混ぜながら、2〜5分間殺青させたのち一旦取り出します。次に、80℃程度にしたホットプレートにキッチンペーパーを敷いた上に薄く広げ、20〜30分間乾燥すると自家製紅茶のできあがり!

  ※一口メモ:通常、紅茶製造に殺青工程(酵素の失活)は含まれていませんが、殺青により発酵の過剰    な進行やムラを抑えます。また、最後はパリッと乾燥しましょう。香り高い紅茶をお楽しみください。すぐ   に飲まないときはビニル袋に入れて室温に保管します。

  

(品種について)

 ・紅茶・半発酵茶用品種「べにふうき」は紅茶としての品質もいいのですが、緑茶にするとメチル化カテキン  という成分ができ、抗アレルギー(抗花粉症、抗炎症)効果を持つことで注目されています。

 ・なお、「やぶきた」など緑茶用品種は十分な発酵が進みにくく、本格的な紅茶製造には適しませんが、マイ  ルドな紅茶に仕上がります。
 


 
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